2008年 07月 24日
第15回日本山岳耐久レース データ分析 1

下にある記事で、「もうハセツネのことを思うと吐き気がする」とか書きましたが、ようやく風邪も落ち着いてきて、山耐に向き合えるようになって来ましたので、ボチボチ分析をしてゆきます。

まず最初のテーマはサブ12を狙う上で、第一関門はどのくらいのタイムで通過すればいいのか?ということです。

答えは、3時間半から4時間ぐらいとなります。このくらいの速さでしたら、すこし足に自信がある方でしたら、十分出せる速さでしょう。(もちろん私にでも出せます。)

スタート→入山峠 60分
入山峠→逸歩地  50分
逸歩地→連行峰  70分
連行峰→浅間峠  45分

   合計 3時間45分


で、サブ11狙いの場合ですと、3時間から3時間半ぐらいとなります。24さんはじめ池田さん、などなど私の知り合いのデータでは、どの方も、3時間~3時間20分ぐらいで通過していますが、皆さんすこし速いです。(もっとも、競い合いのレースペースですので、そうなってしまったのでしょう。)

サブ12狙いでしたら、個人で、あるいは仲間と試走してみて、コンスタントに3時間45分前後のタイムが出せるようになったら、あとは、浅間峠以降(残りの50キロ)にばてないように、後半への対策に移るのがいいと思います。

サブ11以上の場合、この区間を3時間半以内の速さでコンスタントに走りきれる脚力が必要になります。




データ的には、11時間台の完走者で一番多いのは、3時間~3時間30分で通過した方ですが、これは若干オーバーペースです。守って走り、後半で伸ばすことを考えると、浅間峠通過は、3時間30分~4時間で十分です。



データはいずれもミカン様ご作成です。

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10時間後半で完走した24さんの手記

■13:00 スタート
昨年同様、天候に恵まれ、晴れやかな秋空の下、レースはスタート。

■13:20 今熊神社
昨年の経験から、まずは序盤の渋滞回避を優先に考え、今熊神社までは、ややハイペースで入り、神社横の階段と坂道で実力とスタート位置が伴わない選手達が続々と脱落していきました。その甲斐もあって頂上から先は、ほとんど渋滞知らずで走ることが出来ました。

■13:48 入山峠
■14:15 10km地点
■14:31 市道山
■14:54 15km地点
■15:34 三国峠
第一関門までの小刻みなアップダウンは、抑えて走ろうと考えていたものの、後退していくことを恐れ、抑えきれずに周りのランナー達のペースに引っ張られるように付いて行きました。

■16:04(3:04:52 83位)第一関門
スタート→浅間峠(22.6km)の試走の時にも出したことがないタイムで通過。途中、2時間台で通過かも?と頭の中をよぎったのですが、出さなくて良かったと思っています。残りの距離を考えると、この時点で失速していく自分の姿も実は想像してました。


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12時間後半で完走した kojikenさんの手記


そのままスタート。
抑えりゃ良いのに、気ばかり先立ち「ウッヒョー楽し〜」
と、全力疾走。自分が橋を渡るあたりでまだ先頭が見えてた…


変電所横も快調に飛ばす。
今熊神社へのなだらかなアスファルトの登りは
去年歩きそうになったなぁ〜なんて懐かしがりながらポンポン登る。
当たり前ですが、トレイルに入っても渋滞知らず。


この辺りから女子準優勝の船橋選手(10:01)にくっついてく。
ま、この時点で身の程知らずなんですが…
気がつけばあっという間に入山峠。

階段も渋滞無し。人もばらけはじめて独り山行状態。
気分は絶好調「たのしぃ〜」と市道分岐。
ただ、ココのスタッフから「現在90位くらいだよ〜」と

声をかけられて、ふと気がつく。オーバーペースじゃん。
でも楽しいから無視。無視。うん。無視。


醍醐丸までは無視できましたが、身体は正直です。
なんだか、胸がムカムカし始めて、直ぐに「あ、コレは吐くな…」と。
1cpの浅間峠辺りでは、ハセツネ→ 吐セツ寝 にかわりつつありました。

でも、ココでハリマネ様の応援があるはずっ、笑顔で通り抜ける約束していたので、
笑顔で手を振り1cpを通過。もしかしたら、これが最後の笑顔だったのかもw。


☆kojikenさんは第一関門を 3時間16分で通過

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200 2552 徳本 万里子 3:24:04 JTB中国 女
256 2552 徳本 万里子 12:53:42 JTB中国 女
323 2562 栗田 由希子 3:39:02 郵船航空陸上部 女
223 2562 栗田 由希子 12:36:36 郵船航空陸上部 女

徳本選手は浅間峠を3時間24分の速いペースで通過しています、この時点で、栗田選手とのタイム差は15分もあります。

ゴールタイムは、17分差で、栗田選手が先にゴールされました。15分+17分=32分ものタイム差を後半でクリアされたわけです。
徳本選手は、後半に9時間29分かかり、栗田選手は8時間57分で走りきっています。

65 3644 清水 勝一 3:00:09 稲毛マリナーズ 男
85 3644 清水 勝一 10:54:17 稲毛マリナーズ 男

83 3658 西田 功 3:04:52   男
86 3658 西田 功 10:55:22   男

186 2307 渡辺 裕治 3:22:45   男
65 2307 渡辺 裕治 10:34:40   男

清水選手は、浅間峠→ゴールに7時間54分かかり、西田選手は、7時間51分、渡邉選手は、7時間12分。
清水選手は浅間峠を3時間というとても速いスピードで通過されておられますが、後半にスピードダウンなさったようです。
浅間峠を3時間22分という上記5名の選手の中では、もっとも遅い時間で通過されたにもかかわらず、後半7時間12分と相当な速さで駆け抜けた渡邉選手が6名のなかで一番速くゴールされています。


浅間峠まで速いペースで行くことは、貯金にもなりますが、疲労を、早く招いて後半失速する恐れを 生ぜしめます。両刃の剣ということです。



第15回日本山岳耐久レース データ分析 1

第15回日本山岳耐久レース データ分析 2

山耐データ分析 3  sub8への展望

山耐データ分析 4 初速を生かすために 理想のタイム比率 1:0.95:1.3



by segl | 2008-07-24 04:00 | Ⅸ 日本山岳耐久レース


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